京都・桂川

浸水被害を回避 緊急治水工事が奏功

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 5日から府内に降り続いた豪雨で、京都市右京区の嵐山や伏見区では桂川の水位が一時上昇したものの、2013年9月の台風18号で起きたような浸水被害は免れた。渡月橋などの世界的景観で知られる桂川で、国土交通省は14年から史上最も大がかりな緊急治水工事を170億円をかけて実施し、河床に堆積(たいせき)していた72万立方メートルの土砂を除去してきた。同省淀川河川事務所は「浸水しなかったのは工事の成果」と安堵(あんど)し、データを検証して今後の治水対策にも生かす方針。【篠田直哉】

 今回の大雨で桂川は5日夜から7日未明まで増水状態が続いた。5日深夜に水位が上昇した後、いったん下降したが、上流の日吉ダム(南丹市)が201メートルの洪水調節の上限水位に迫る満杯状態となったため放流を開始。6日午前4時台は毎秒149立方メートルだった放流量は、ダムの水位が200・54メートルに達した同5時には294立方メートルに増加。午後3時台に700立方メートル台、同5~6時台にピークの907立…

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