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「鉄の暴風」が吹き荒れた沖縄戦から76年。約3カ月に及んだ地上戦は住民を巻き込み、日米合わせて計約20万人が犠牲となった。

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「しまくとぅば」で 世代超えて継承 元学徒、亡き祖母の記憶忘れぬ 琉球大院生、研究テーマ生かし

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 太平洋戦争末期の沖縄戦に動員された「瑞泉(ずいせん)学徒隊」の生存者の1人、宮城幸子(さちこ)さんが6月に亡くなった。90歳だった。孫の琉球大大学院生、平良美乃(よしの)さん(25)=沖縄県浦添市=は、祖母が生前語ってくれた沖縄戦の記憶を継承し、自身の研究テーマである「しまくとぅば」(島言葉)で後世に語り継いでいくことを心に決めている。「沖縄戦もしまくとぅばも伝え続けていかなくては忘れ去られてしまうから」【佐野格】

 沖縄戦の犠牲者を悼む「沖縄慰霊の日」を4日後に控えた6月19日、平良さんと一緒に訪れた宜野湾市の高校の駐車場で宮城さんは意識を失って倒れ、搬送先の病院で息を引き取った。叔母が勤務する高校の平和学習で全校生徒を前に平良さんが宮城さんにインタビューする予定だった。

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