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変革

第7部 あいおいニッセイ同和損保/11 変化の荒波、手を組んで

2000年3月、合併会見で握手する瀬下明・大東京火災社長(左)と福田耕治・千代田火災社長=いずれも当時

 1998年6月、大東京火災海上保険(現あいおいニッセイ同和損害保険)の社長に就いたばかりの瀬下明(76)は、目前に迫る変化の大波に苦悩していた。「昨日と今日の景色が変わる。この会社をどうやって残すのか」

 翌月から、日本版ビッグバン(金融制度改革)の一環で、戦後長らく横並びが続いてきた自動車などの保険料が自由化されることになっていた。大東京は業界5位。保険料の値引き競争になれば、規模で勝る大手が有利になる。「合併しかない」。瀬下は腹をくくった。

 瀬下は誰にも明かさず、次々に同業他社のトップと会い、感触を探った。単なる規模拡大ではなく相乗効果があり、経営の主導権を奪わない相手は--。瀬下は豪快な営業で「野武士」と呼ばれた大東京の社風を守りたかった。

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