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クローズアップ2018

長期金利上昇容認 日銀、苦肉の小手先修正 緩和後退と銀行打撃、板挟み

金融政策決定会合後、記者会見する黒田東彦日銀総裁=東京都中央区の日銀本店で2018年7月31日午後3時42分、長谷川直亮撮影

 日銀が金融緩和政策を約1年10カ月ぶりに修正した。現状のままでは2%の物価上昇目標の達成は困難と認め、緩和の長期化を打ち出す一方、一定の金利上昇を容認することで副作用にも配慮した。だが、小手先の修正で多くの矛盾をはらんでおり、目標達成の先送りを繰り返してきた日銀の「苦肉の策」とも言える。緩和政策の信頼性や持続性強化につながるかは見通せない。【坂井隆之、土屋渓】

 「従来考えていたよりも時間がかかるので、手当てをした。大幅な緩和は十分続けられる」。日銀の黒田東彦総裁は31日の記者会見で、金利の変動幅を拡大しつつ超低金利政策を粘り強く続けていく意向を改めて強調した。

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