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ブックウオッチング

『異なり記念日』 斎藤陽道さん

手話や筆談で会話する斎藤陽道さん。樹さんとは「一人の人として接している」という=木村滋撮影

 (医学書院・2160円)

息子との日常 違い超える力

 耳が聞こえない夫婦の間に、聞こえる子どもが誕生した--。写真家の斎藤陽道さん(34)がこの夏、幼い息子との日常を中心につづったエッセー「異なり記念日」を刊行した。【明珍美紀】

 「子どもを迎えてみて改めて毎日が奇跡だと思うようになった」と斎藤さん。

 長男の樹(いつき)さんは現在、2歳9カ月だ。視覚と聴覚の両方で情報を吸収しているからか、驚くほど手話を覚えるのが早いという。なかでも「好き」という言葉がお気に入り。手話では、親指と人さし指を開いてあごに当て、斜め前に出しながら指先を付け合わせると「好き」の意味になる。

 例えば、しかられてすねた後、目に涙をためながら「ごめんなさい」の気持ちを込めて「すき!」。大きなシ…

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