全国学力テスト

小中、応用力なお課題 正答率「基礎」と大差 指導法は未確立

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 文部科学省が31日に公表した全国学力・学習状況調査(学力テスト)の結果は例年同様、基礎的な知識を問うA問題と応用力をみるB問題で平均正答率に大きな差が出た。今年度から小中学校で先行実施されている新学習指導要領には、B問題に反映される「思考力・判断力・表現力」の育成が盛り込まれ、2020年度の大学入試改革でも同じ要素を重視する方針が決まっている。学テの結果は今年度、過去10回分が研究者らに開示され検証されるが、課題克服につながるかどうかは未知数だ。【水戸健一、金秀蓮】

 今回の学テのA問題とB問題の正答率の差は、小学校国語16ポイント、算数12ポイント、中学校国語14ポイント、数学19ポイント。これまでの学テでもB問題の正答率がA問題を上回ったことはなく、「思考力・判断力・表現力」に代表される応用力の低さが、長年の課題とされてきた。

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