井筒屋撤退

影山社長「次の100年へ 最善の策」

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
記者会見で質問に答える井筒屋の影山英雄社長=北九州市小倉北区で2018年7月31日午後3時21分、高橋慶浩撮影
記者会見で質問に答える井筒屋の影山英雄社長=北九州市小倉北区で2018年7月31日午後3時21分、高橋慶浩撮影

「JR小倉駅とJR黒崎駅駅前から」発表

 北九州市の玄関口であるJR小倉駅とJR黒崎駅の駅前から、地場の老舗百貨店、井筒屋が相次いで撤退する。福岡市への買い物客の流出が止まらず、十分な集客ができなかった。店舗面積の広さや施設賃料の高さも重しとなり、抜本的に収支構造を改善するには、営業終了を決断せざるを得なかった。

 「次の100年を生き残るには、最善の策だ」。影山英雄社長は31日の記者会見でこう説明した。1935年に設立され、翌年開店した井筒屋。博多や久留米など福岡県内を中心に出店を広げた時期もあったが、経営が厳しくなり、店舗網を縮小してきた経緯がある。経営再建のため2010年度以降、人員削減や金融機関への債務返済猶予の要請など合理化を進めてきたが、基幹店舗の閉鎖は初めてだ。

この記事は有料記事です。

残り692文字(全文1032文字)

あわせて読みたい

ニュース特集