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大津美子 歌への思い、濃厚に
昭和30年代こそ、昭和歌謡の黄金期と言っていいであろう。民謡から浪曲、歌曲もあれば、戦後のモダンジャズやロックンロールなど、下敷きにするサウンドはより取り見取り。カラフルな昭和歌謡の基礎ができ上がるのである。
その昭和30年のヒット「東京アンナ」(1955年)、翌年の「ここに幸あり」はその代表である。この2曲で昭和を代表する歌手の位置を固めたのが大津美子である。80年に脳動脈破裂で倒れたが復活し、80歳の今も元気に弦哲也作曲の新曲「北斗星( ほし )に祈りを」(キング)を歌う。「亡き夫のことをイメージさせる歌なので、感情を込めようと思っ…
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