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メディアの戦後史

占領期の広島原爆報道 言えなかった「ノーモア」

 敗戦6年後の1951(昭和26)年9月2日。日本が米国などとサンフランシスコ講和条約を締結する直前、NHKラジオの人気番組「日曜娯楽版」が音楽コントを放送した。政治風刺で知られた放送作家、三木鶏郎(とりろう)(14~94年)作の「六年たてば六つになる」。

 45年8月15日正午、焼け跡に生まれたタミオはなかなか口をきかない。憲法が施行された47年、二つになっても話さない。51年、六つになって、ためらいがちに発した言葉は--。「ノ、ノ、ノーモア・ヒロシマ」

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