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「18歳成人」に思う

「空白」の18、19歳は支え薄い 国立情報学研究所教授・新井紀子さん(55)

 成人年齢を18歳に引き下げる改正民法が成立しました。弱い立場の若者への法的保護が手薄になり、より搾取されやすい環境に陥るのではないかと心配です。日本では若い女性が性的消費の対象になりやすい社会環境があり、インターネットなど見えにくい所にまで広がっています。現在、20歳以上でもアダルトビデオ出演などで不利な契約を結ばされることがあるので、18、19歳の女性が守られるか、懸念します。

 経済的に苦境に立たされて望まない労働をせざるを得ないケースもあるでしょう。奨学金で四、五百万円の借金を抱えた大学生は珍しくありません。契約の自由は民法の大前提ではありますが、弱者保護も考えなければバランスを欠くのではないでしょうか。

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