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シャープ

「白物」国産撤退 大阪・八尾工場を閉鎖

シャープ本社=三村政司撮影

 シャープは2019年に八尾工場(大阪府八尾市)での冷蔵庫生産を打ち切り、白物家電の国内生産から撤退する。18年中には栃木工場(栃木県矢板市)での液晶テレビ生産もやめる。タイなど東南アジアや親会社の鴻海(ホンハイ)精密工業の工場などを活用して海外生産に切り替え、世界規模で生産・販売体制を再編する。配置転換などで両工場の従業員の雇用は維持する。

     八尾工場は1959年に洗濯機の生産拠点として操業を始め、エアコンなども生産する白物家電の事業拠点となっていた。現在はエアコンなどの生産は海外に移し、流通費を抑制する狙いもあって国内向け冷蔵庫を生産してきた。しかし、海外の方がコスト減につながると判断し、タイ工場などで生産することを決めた。白物家電の国内販売は続ける。

     栃木工場は68年からテレビの開発・生産拠点として稼働。開発機能は大阪、千葉に移し、国内のテレビ生産は亀山工場(三重県亀山市)のみとする。栃木工場は物流やアフターサービスの拠点として残す。

     こうした再編によって、シャープの国内工場は液晶パネルや半導体などの部品生産、研究開発に集中させるという。

     シャープは業績悪化で16年に鴻海の傘下に入り、コスト削減を進めて18年3月期の連結決算で4年ぶりの最終黒字となった。先月31日に発表した4~6月期連結決算でも増収増益となっていた。生産体制の見直しで、さらなる収益改善を図る。【加藤美穂子】

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