日本大の経営トップの田中英寿理事長(71)が3日、大学の公式ホームページ(HP)に「学生ファーストの理念に立ち返って」と題した声明文を掲載した。5月中旬以降に社会問題化したアメリカンフットボール部の悪質タックルについて「多くの方々に不安とご迷惑をかけたことを重く受け止めたい」と初めて謝罪した。
声明文は冒頭で日大が真相解明のために設置した第三者委員会(委員長・勝丸充啓弁護士)の最終報告書にあった「日大において学生ファーストの精神が見失われていた」との一文が「心に突き刺さった」と明かした。
そのうえで「深く反省して、学生ファーストの精神に立ち返って今後の大学運営を行っていくことを宣言します。教職員の皆様も、わたくしの決意を受け止め、行動していただきたい」と辞任は考えていないことを示唆した。
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