メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

高校総体

土砂撤去ボランティアにも参加 空手男子の橋本

全国高校総体空手の開会式で行進する橋本達輝(左)=岐阜市の岐阜メモリアルセンターで愛ドームで2018年8月3日、新井隆一撮影

 西日本豪雨で甚大な被害を受けた広島県呉市にある私立呉港高空手部の橋本達輝(3年)が、4日から岐阜市で始まる全国高校総体空手の男子個人組手に出場する。今年の中国高校選手権を制するなど有望株の橋本だが、東広島市の自宅付近で土砂崩れがあり、学校も交通の寸断などで休校に。土砂撤去のボランティアに参加して十分に練習は積めなかったが、橋本は「勝つことで(多くの人に)被災しても頑張れると思ってもらえれば」と意気込む。

     橋本の自宅は浸水こそ免れたが、付近の道路が土砂で通れず、断水も4、5日続いた。「自宅から100メートルぐらいの場所でも土砂崩れの被害があった」。一方、呉港高も西日本豪雨の直後は携帯電話が通じず、断水もあって休校に。夏休みの現在も通学で使うJR呉線の復旧は一部に限られる。

     3年間の集大成となる全国高校総体まで残り1カ月の大事な時期だったが、橋本は「練習も大事だが、大変な人もたくさんいる。中学時代の友達と『何かできないか』とやることを探した」。地元でがれきや土砂を撤去するボランティアを続けた。朝から晩まで活動をする日もあり、空き時間に自宅や大学施設で体を動かした。

     呉港高は昨年も全国高校総体空手の男子団体組手で3位に入った強豪だが、他の多くの部員も断水や自宅近くで土砂被害などを受けたという。部は7月下旬に練習を再開。全国高校総体で3位以上を目標に掲げる橋本は「力を出し切って結果を残したい」と地元に明るい話題を届けるつもりだ。【新井隆一】

    毎日新聞のアカウント

    話題の記事

    アクセスランキング

    毎時01分更新

    1. 米「ソウルの女王」 アレサさん危篤 グラミー賞18回
    2. 山口2歳児不明 ドローンも使い捜索も手がかりなく
    3. 2歳児不明 150人態勢で捜索再開 山口・周防大島
    4. 不明 帰省中の2歳児、曽祖父宅近くで 山口・周防大島
    5. 大阪府警 富田林署から勾留中の容疑者が逃走

    編集部のオススメ記事

    のマークについて

    毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです