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ストーリー

故若松監督を映画化(その1) 鬼才の反骨、今こそ

 「シーン49。本番、よーい、スタート!」。東京・日本橋小伝馬町の雑居ビル5階の一室はあふれんばかりの熱気に包まれていた。撮影現場で張りのある声を飛ばすのは白石和彌(かずや)さん(43)。センセーショナルな作風で知られる映画監督である。10月公開予定の「止められるか、俺たちを」には、故・若松孝二監督役の井浦新(あらた)さんをはじめ、若松監督の号令の下で一緒に撮り続けてきた若松組のスタッフや役者に加え、主人公・めぐみ役の門脇麦さんら新進気鋭の俳優陣が集結。かつて若松プロがあった原宿「セントラルアパート」を想定して撮影された。

 「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)」(2008年)、「キャタピラー」(10年)など常に反…

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