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岩間陽子・評 『20世紀の歴史 両極端の時代 上・下』=エリック・ホブズボーム著、大井由紀・訳

 (ちくま学芸文庫・1836円、2052円)

資本主義の破滅と黄金時代の末に

 英国の歴史家ホブズボームの「長い19世紀」3作に続く、「短い20世紀」史の翻訳である。「長い19世紀」とは、1789年フランス革命から1914年の第一次世界大戦勃発までであり、この時代をホブズボームは、「革命の時代」、「資本の時代」、「帝国の時代」の3部に分けている。いずれも邦訳があり、最近「資本の時代」の新装版も出版された。

 ホブズボームの名前を初めて聞いたのは、恩師高坂正堯(まさたか)先生からだった。「マルクス主義の歴史…

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