チンパンジー

「ニイニ」がベッド自作、成長の証し 飼育下の誕生個体初 母親まねる環境整え 京都市動物園 /京都

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枝葉を折り曲げたり、編み込んだりしてベッドを作るチンパンジーのニイニ=2017年11月10日、京都市動物園提供
枝葉を折り曲げたり、編み込んだりしてベッドを作るチンパンジーのニイニ=2017年11月10日、京都市動物園提供

 京都市動物園(同市左京区)で半世紀ぶりに誕生したチンパンジーの雄「ニイニ」が5歳になり、木の枝葉を編み込んだふかふかのベッドを作るようになった。野生のチンパンジーは高さ20メートル超の樹上にベッドをこしらえるが、飼育下で生まれたチンパンジーができるようになったのは日本で初めてという。【南陽子】

 ニイニの母親「コイコ」は1977年ごろにアフリカで生まれ、日本が野生生物の国際取引に関するワシントン条約を80年に批准する前に取引され、東京都や熊本県の研究施設で育った。本来の群れではごく幼い時期しか過ごしていないが、ベッドを作れることは熊本で観察されていた。その子のニイニにも可能かどうか、市動物園生き物・学び・研究センターの山梨裕美主任研究員らが探っていた。

 コイコは2009年に同園に移り、13年2月にニイニを出産。14年9月、1歳7カ月のニイニが周りに草などを置いてベッドを意識するような行動を見せ始めたことから研究が始まった。

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