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火論

「生産性」って?=玉木研二

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 東京国立博物館で9月2日まで開催している特別展「縄文--1万年の美の鼓動」を見た。燃え立つ情念の炎で縁取られたような土器。生命誕生の歓喜と畏怖(いふ)を込めた妊婦など多様な女性土偶。器にまとわりつくヘビ。大胆な装飾品……。

 200点余の出土展示品が縄文時代の美的感覚や精神世界の奥深さを語る。学校の歴史授業ではあっさり通り抜けてしまっていた。その先に暗記すべき年表的知識が山ほど待ち受けていたから。

 会場で引き寄せられるように目に入ったのは、粘土板にしるされた小さな手足だ。

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