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東京医科大 入試の得点操作 合格率に男女差、他大も 医療への志、女性阻む壁

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 文部科学省を巡る汚職事件で、文科省前局長の息子を一般入試で不正合格させたとされる東京医科大学が、女子の得点を一律に減点したり、男子に加点したりしていた疑いが浮上した。男性医師の育成を重視する「女性差別」は、医学界では常識なのか。他大学や医療現場、海外の現状を探った。

 男女共学の私立大学医学部は全国に30校ある。そのうち2018年度一般入試(一部に17年度を含む)の受験者数、最終合格者数の男女比が明らかになっている13大学は、全て男子の合格者数の方が多い。受験者と合格者の男女比を見ても、女子の合格者の割合が受験者より同じか増えているのは4大学にとどまり、9大学は男子の割合が伸びていた。

 女子の割合の減少が顕著だったのは、東京医科大と聖マリアンナ医科大など。逆に金沢医科大、杏林大では増えていた。聖マリアンナ医大の担当者は「結果を正確に反映した。女子学生を減らす意図は全くなく、不合格者には成績を開示するなど入試の透明性確保にも努めている」と説明。18年度入学者の女子割合は指定校推薦枠が68%、一般公募推薦枠が90%で、一般入試を合わせた入学者全体では39%だった。

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