メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

経済観測

部分解放された日本銀行=国際公共政策研究センター理事長・田中直毅

 7月末日、日本銀行は低い長短金利の持続と長期金利の変動幅の拡大を決めた。8月1日から市場では、長期金利の上昇余地を探る債券の売り買いの交錯が始まった。当局による今後の市場介入手法を試すのが債券ディーラーの当面の仕事だ。

 金融緩和長期化の弊害の最たるは、国債に代表される債券の売り買いを通して市場が持つはずの価格発見機能をないがしろにしたことだ。債券価格を見通すことを職業とする専門家は不要となった。

 熟練という基準が、リスクと収益率の組み合わせによる金融商品の選択を旨とする資産運用業界から消失した…

この記事は有料記事です。

残り463文字(全文713文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 信長、牛、中学生…「飛び出し坊や」相次いで盗まれる 発祥の地とされる滋賀

  2. 埼玉県南部などで震度3 津波の心配なし

  3. 菅官房長官、桜を見る会で反社勢力とツーショット? 「指摘は承知している」

  4. 支払い前に領収書? 宛名未記入?…ANAホテルの回答から浮かび上がる 首相説明の不自然さ

  5. 私だけの東京・2020に語り継ぐ 漫画家・清野とおるさん 「ダメでいい」赤羽の深さ

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです