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災害に備え 猫の預け先確保

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避難用のキャリーバッグの中には、バッグを展開すると猫が過ごせるケージになる商品もある。熱中症を防ぐため、夏場はケージ内の暑さ対策や使用制限も必要だ=リオニマル提供
避難用のキャリーバッグの中には、バッグを展開すると猫が過ごせるケージになる商品もある。熱中症を防ぐため、夏場はケージ内の暑さ対策や使用制限も必要だ=リオニマル提供

 近年、ペットとしての人気が高まっている猫。自然災害が起きたとき、パニックになったり、犬と違ってつながれていないため逃げ出したりする危険がある。飼い主はどのように備えればよいのだろうか。

 「猫は犬のように、飼い主との外出に慣れていたり、呼び寄せたらすぐ来るよう訓練されていたりすることが少ない。だからこそ、平時の事前準備が大切」。そう話すのは、公益社団法人東京都獣医師会の平井潤子事務局長(58)。ペットの災害対策を普及させるNPO法人「ANICE(アナイス)」の代表も務め、7月の西日本豪雨で大きな被害が出た岡山県倉敷市真備町にも足を運んだ。自宅で3匹の猫を飼う愛猫家でもある。

 事前準備は大きく分けて、食料など必需品の準備と自宅内での安全な空間の確保▽避難方法の検討▽避難後の猫の預け先探し--だ。必需品は持ち出し袋にまとめるほか、常に多めにストックし、消費しながら新しいものを手元に置いておく。トイレ用の砂など重くて持ち出しが難しいものは、一時的な代替方法を考える。被災地では過去に、段ボール箱に細かく割いた新聞紙を敷き詰め、トイレの代わりにした例もあるという。

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