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旭川市旭山動物園、よこはま動物園ズーラシア、鳥羽水族館の飼育員が、生き物たちとの日々を交代でつづります。

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よこはま動物園ズーラシア カラフルなアカアシドゥクラングール

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気品を感じさせるたたずまいのツバオ(雌)=よこはま動物園ズーラシア提供
気品を感じさせるたたずまいのツバオ(雌)=よこはま動物園ズーラシア提供

 アカアシドゥクラングールは、日本ではズーラシアでしか見られない希少なサルの仲間です。肘や膝など部位ごとに色が異なる美しい体毛や大きな漆黒の瞳を持ち、「霊長類の女王」と言われます。主食は木の葉で、ベトナムなどの森に生息していますが、森林開発や密猟などで個体数の減少が著しく、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで絶滅危惧種に指定されています。

 2頭の雄がタイの動物園から当園にやってきたのが1998年。その後、雌を2012年に迎え、国内初の繁殖計画が始動しました。13年に待望の赤ちゃんが誕生しましたが、母親の体調不良のため、人工哺育に切り替えて成長を見守りました。試行錯誤を重ねた末、繁殖は成功。今では計10頭の仲間たちが暮らしています。

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