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たしなみの文化考

文化人、識者らの趣味・嗜好(しこう)を紹介しながら本業との相関や豊かな生き方を探ります。

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/15 大阪大教授・大竹文雄さんの自転車通勤 毎日のご褒美、プチ達成感

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愛用の自転車に乗る大阪大教授の大竹文雄さん=大阪府豊中市で、梅田麻衣子撮影
愛用の自転車に乗る大阪大教授の大竹文雄さん=大阪府豊中市で、梅田麻衣子撮影

 <くらしナビ・カルチャー>

気負わず楽しく、ダイエットにも 先延ばしせぬよう短期的目標で

 猛暑が続く日、大阪大・豊中キャンパスに、経済学研究科の大竹文雄教授(57)を訪ねた。涼やかな笑顔に、五分丈のパンツという軽やかないでたち。NHKEテレの番組で、芸人の又吉直樹さんに経済学を説いていた頃より、かなりすっきりした印象だ。「この3カ月で3~4キロ痩せました」。ダイエットしたわけではない。自転車通勤で自然に体重が落ちたのだ。

 風が強く吹く日も、雨が激しく降る日も。大竹さんは片道7~8キロ、約35分かけて自転車を走らせる。今年4月、研究室が今のキャンパスに移ったことがきっかけだった。「旧街道を走ります。古い町並みで田んぼもあって、季節の移り変わりがよく分かる」。最初は幹線道路を走っていたが、高校生たちの後ろについて走るうちに抜け道を習得した。「ただ楽しい。走っている時は、何も考えていません」

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