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ベネズエラ

大統領暗殺未遂は自作自演か 米政府高官

ドローンが爆発しマドゥロ大統領(左)を守る警備員たち=カラカスで2018年8月4日、新華社AP

 【サンパウロ山本太一】南米ベネズエラの首都カラカスで4日、反米左派マドゥロ大統領を狙ったとされる小型無人機「ドローン」攻撃で、マドゥロ政権は5日、容疑者6人を拘束したと発表した。一方、米政府高官は政権による自作自演の可能性に言及。ベネズエラの野党連合は政権による野党弾圧を強める口実になると懸念している。

 政権側の発表によると、容疑者のうち1人は、兵士2人が死亡した2017年の軍施設襲撃事件に関与し、別の1人は14年に反政府デモに参加して拘束されていたという。6人の名前は明らかにしなかった。プラスチック爆弾1キロを積んだドローン2機のうち1機は空中で爆発し、別の1機が近くのアパートに墜落。マドゥロ氏ら政権幹部にけがはなかったが、兵士7人が負傷した。政権は、政権と対立する米国や国内の右派勢力、コロンビアのサントス大統領が背後にいるとの見方を示す。

 ボルトン米大統領補佐官は5日、米FOXニュースのインタビューで「米政府は全く関与していないと明確に言える」とし、「マドゥロ政権自身による自作自演などの可能性がある」と指摘した。

 国会で多数を占めるベネズエラの野党連合は「政権がすばやく野党側を攻撃するため、この状況を利用することは明らか」とする声明を発表した。政権による野党指導者の拘束など取り締まりが相次いでいる。

 ドローン使用によるテロは世界中で警戒されており、米紙ニューヨーク・タイムズは国家元首に対するドローンによる初めての暗殺未遂とみられると報じた。

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