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73年後の夏

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73年後の夏

戦争と表現者たち/2 日常を生々しく描く

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おざわゆきさん
おざわゆきさん

 80歳の女性が主人公の『傘寿まり子』(今年の講談社漫画賞受賞作)などで知られるマンガ家のおざわゆきさん(53)は、父と母の戦争体験をそれぞれマンガに描いている。父のシベリアの抑留体験を描いた『新装版 凍りの掌(て)-シベリア抑留記』(講談社)と母の名古屋大空襲の体験を描いた『あとかたの街(1~5)』(同)。そこには戦後に出会い結婚することになる2人の壮絶な戦争体験が描かれている。

 父の体験をマンガで描くきっかけは、高校3年の時の課題「家族の戦争体験を聞く」だった。それまで父は自らの戦争体験をあまり話さなかったが、この時聞いた体験は、それまで知っていた戦争とは全く異質だった。

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