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「手で見る造形」展

中ハシ克シゲ小企画展 触覚のみ頼りに新境地 兵庫県立美術館

彫刻家、中ハシ克シゲと作品「お出掛け犬」。軽トラックの助手席に乗った愛犬・サンを造形した=神戸市中央区の兵庫県立美術館で、岸桂子撮影

 兵庫県立美術館(神戸市中央区)の「美術の中のかたち--手で見る造形」は、1989年から続く小企画展。主に彫刻を触りながら鑑賞できる内容で、館蔵品だけでなく、多くの美術家らが関わり新作にも触れる機会が提供されてきた。

 恒例企画とはいえ、今年はひと味もふた味も違う。彫刻家の中ハシ克シゲ(63)は、粘土で作品をつくる時にアイマスクを着用し、触覚だけを頼りに彫刻を作ったのだ。本企画のオファーを受け、「彫刻家の一人として何ができるかを熟考した」と話す。

 モデルになったのは中ハシの愛犬・サン。「抱きつき犬」「添い寝犬」など、さまざまなポーズの作品が並ぶ。美術館で通常目にするシャープな動物彫刻とは異なり、もこっとした形がおかしみを誘うが、実際に触れると「あ、こんな感じ!」と叫びたくなるほど、犬と戯れた時の感触が手によみがえる。多くは肉球から作り始めたという。

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