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7年ぶりに再開 夏休み中も子どもたちの笑い声
東京電力福島第1原発事故による避難を経て今春、7年ぶりに地元で再開した福島県富岡町の小学校で、夏休み中も子どもたちの笑い声が響く。帰還者の少ない町で自宅近くに友達がいなかったり遊び場がなかったりする児童もいるため、学校が数少ない子どもたちの居場所となっている。全児童13人の大半が連日通っており、プールや教室で楽しい時を過ごしている。
夏休みのある日の午前9時。1~6年生11人が登校し、新設された屋根付きプールで1時間ほど遊んだ。ほとんどが町内に住む子どもたちだ。持参した弁当を食べ、午後は部活を終えた中学生2人も合流。演劇遊びや夏休みの宿題に取り組んだ。小学3年の安斉優羽斗(ゆうと)さんは「みんなと過ごせて楽しい」と笑った。
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