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幕末・維新をゆく

適塾=大阪市中央区 自学自習、気概に満ち

一等地のオフィス街にある適塾。緒方洪庵は、今で言う30年ローンで購入したそうだ=大阪市中央区北浜3で、中川博史撮影

 <ぐるっと兵庫・大阪・京都 ちょい旅>

 蘭学者の緒方洪庵(1810~1863年)が幕末に大阪で開いた適塾は、日本の近代化に貢献した多くの人物を輩出した。入門者は全国各地から集まり、1000人を超えたと伝えられている。何がそれほど人を引きつけたのか?【中川博史】

 大阪・北浜のオフィス街に、異空間のようにたたずむ町屋造りの建物。傍らの石柱に「史蹟(しせき)緒方洪庵舊(きゅう)(旧)宅及塾」とある。間口12メートル、奥行き39メートル。適塾は日本に残る唯一の蘭学塾の遺構で、1964年に国の重要文化財に指定された。大阪大学のルーツとしても知られる。

 蘭学とは、平たく言えばオランダ語を介した西洋学。洪庵は医者を生業(なりわい)としていたが、同時に著…

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