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第79期名人戦

渡辺明名人に斎藤慎太郎八段が初挑戦する第79期名人戦を特集します。棋譜中継は「棋譜・対局結果」からご覧いただけます。

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第77期名人戦A級順位戦 稲葉陽八段-久保利明王将 第5局の1

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関西棋界の顔

 今期のA級は関西所属棋士が4人。本局の久保利明王将と稲葉陽八段、豊島将之棋聖、糸谷哲郎八段の顔ぶれ。一時期、1、2人の寂しい状態だったことを思えば関西勢が盛り返した印象だ。

 久保-稲葉戦は7月13日、関西将棋会館「御上段の間」で行われた。隣は矢倉規広七段-村中秀史六段戦(竜王戦)、また別の対局室では今泉健司四段の姿も見た。筆者は25年以上前に関西奨励会に在籍し、久保、矢倉、今泉の3人とは同じ釜の飯を食った仲。みんなすっかりオジサンになってしまったが、それでも彼らを見ていると、あの頃にタイムスリップしたようで、懐かしさが込み上げてきた。

 上座の久保が淡々と駒を並べていた。研修会時代、おてんばの女子にいたずらで眼鏡を奪われ、恥ずかしがって両手で顔を覆っていたクボ少年。それが今や、押しも押されもせぬ関西棋界の顔になった。下座の稲葉が、集中力を高めた表情で盤面を見つめていた。

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