京大

自己免疫性膵炎の原因発見 診断の指標に

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷

 国指定の難病「自己免疫性膵炎(すいえん)」について、患者自身の免疫システムが、膵臓細胞の周囲の組織にあるたんぱく質を攻撃することで引き起こされていることを、京都大の研究チームが突き止めた。患者の血中でこのたんぱく質に対する抗体が増えており、診断の指標に使えるという。9日に米医学誌「サイエンス・トランスレーショナル・メディシン」電子版に掲載される。

 同疾患は指定難病「IgG4関連疾患」の一つで国内に5000~1万人の患者がいるとされる。膵臓の炎症などにより、黄だんや腹痛、肝臓の障害が起こり、糖尿病などを引き起こす。治療はステロイド投与だが、再発率が高く副作用もある。診断が難しく、膵臓内に腫瘤(しゅりゅう)ができる場合があり、がんと誤診されて不要な手術をされるケースもあった。

この記事は有料記事です。

残り311文字(全文652文字)

あわせて読みたい

ニュース特集