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多くの人が出入りする場所での喫煙を規制する改正健康増進法が難産の末、7月に成立した。東京五輪・パラリンピックを見据えた改正だが、6月にはより厳しい東京都受動喫煙防止条例が成立、五輪会場を抱える千葉市も条例化の動きもある。厚生労働省は2020年4月の全面施行に向けて詳細な基準を定めるが、飲食店などでの例外措置が目立ち、最近の五輪開催国に比べ国や自治体の規制の甘さも指摘されている。
国際オリンピック委員会(IOC)は1988年に禁煙方針を採択し、同年のカルガリー大会以降、会場内外で禁煙化が進んでいた。10年には世界保健機構(WHO)とIOCが「たばこのない五輪」で合意しすべての屋内施設の全面禁煙が慣例になった。
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