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人生は夕方から楽しくなる

ベテラン記者が大人ならではの滋味ある話を求め、旬の人と語り合う大型インタビュー。人生が楽しくなるヒントをお届けします。金曜日更新。

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俳優・嶋田久作さん 年重ねて見える、日常の中の豊かさ

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将棋観戦が好き。インターネットで12、13時間見ることも。「これは悪手かなとか、少しは分かるようになりました」=東京都千代田区で、根岸基弘撮影
将棋観戦が好き。インターネットで12、13時間見ることも。「これは悪手かなとか、少しは分かるようになりました」=東京都千代田区で、根岸基弘撮影

 渋いグリーンのアロハシャツに白いパンツ。180センチの長身に中折れ帽がよく似合う。粋な着こなしの中にも、どこかぼくとつとした雰囲気を感じる。NHKの連続テレビ小説「半分、青い。」で演じた、「100円ショップ大納言」の雇われ店長、田辺一郎のイメージが重なるせいか。

 「自分と同世代の人ばかり集まって、それなりの話に落ち着くものより、自分がどう対処していいか分からない現場が好きなんです。朝ドラは若い人と芝居することが多いので楽しいですよ。上手な方が多くて演技をビビッドに返してくる。何とかこの場を成立させなければと思って、あたふたしている自分が面白い」

 田辺店長のような「市井(しせい)の人物を演じたい」と思い続けていた時期があった。

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