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変革

第7部 あいおいニッセイ同和損保/17 被災地の代理店奮闘

建て替えた事務所の前に立つ平野栄紀=岩手県大槌町で、釣田祐喜撮影

 東日本大震災では、被災した保険契約者に直接向き合う保険代理店も被災者となった。

 「やっぱりお客さんに助けられてるのさ」。今年5月、岩手県大槌町吉里吉里地区であいおいニッセイ同和損害保険の代理店を営む平野栄紀(64)は、盛り土をした敷地に建つ真新しい事務所を見ながらうなずいた。

 約30年前から代理店業に従事する傍ら、漁協組合長や町内会長などを務める。約2000人の住民の多くは知り合いだ。付き合いを通じて保険に入る人も多く、自動車保険契約の新規獲得で全国表彰を受けたこともあった。

 しかし、震災は多くを奪った。自身は高台に逃げてかろうじて無事だったが、海から約500メートルの場所にあった自宅と事務所は津波にのまれた。自宅は数百メートル流され、残ったのは2階だけ。同居していた83歳の母は、震災から約10日後、その自宅から遺体で見つかった。

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