メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

経済観測

ハレとケ=気仙沼ニッティング社長・御手洗瑞子

 夏祭りの季節だ。ここ数週間のうちに祭りがあるという地域も多いのではないか。

 気仙沼では、先週末に「みなとまつり」が開催された。海上花火大会や、パレード、太鼓の打ちばやしなどの催しからなる気仙沼地域の祭りだ。特にこの地で生まれ育った人にとっては、血が沸くものがあるのだろう。祭りの1、2週間前から、気仙沼ニッティングのスタッフや編み手もそわそわしだし、仕事をしながらも気づけば祭りの話をしていた。あいにく当日は大雨で、中止となったプログラムもあったが、それでも雨の中、太鼓をたたく者もあれば踊る者もあり、エネルギーがはじけるような週末だった。

 東京から気仙沼に来て間もなかった2012年の夏。地域の経営者たちが祭りの準備に夢中になっているのを見て、複雑な感情を抱いた。「街のために」と祭りに精を出すのだが、地域のことを思うのであれば、雇用を保てるよう、東日本大震災で被災した事業の再建に集中した方がいいのではないかと感じたのだ。それでも、郷に入れば郷に従え。私も祭りに交ぜてもらい、ひと月かけて太鼓の練習をし、夏祭りでたたかせてもらった。その…

この記事は有料記事です。

残り245文字(全文716文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 落語家の桂文枝さん 67歳妻と99歳母が死去 今月下旬に相次ぎ

  2. 東名あおり運転デマ投稿、強制起訴の被告が死亡

  3. 皇族に人権はない? 「眞子さまと小室さん」ご婚約内定から見えてきたこととは

  4. 大阪で過去最多23人死亡 新型コロナ 新たな感染者は357人

  5. 際立つ大阪のコロナ死 その理由、高齢者の「命のリスク」高める構図とは

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです