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日米両政府が9日(日本時間10日)から米ワシントンで開く新たな貿易協議(FFR)の初会合を前に、国内の農業関係者が警戒を強めている。対日貿易赤字に不満を強める米国が、農業分野の市場開放を求めてくるとみられるためだ。米国が自動車の輸入制限をちらつかせるなか、関係者は「環太平洋パートナーシップ協定(TPP)を超える譲歩を迫られるのではないか」と懸念している。
「(FFRを担当する)茂木敏充経済再生担当相に『農家が心配している。強い気持ちで対応してほしい』とお願いした」。全国農業協同組合中央会(JA全中)の中家徹会長は8日の記者会見で警戒心を隠さなかった。
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