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翁長知事死去

「沖縄を守る闘い継承」通夜に政界関係者ら

翁長雄志沖縄県知事の通夜会場=那覇市で2018年8月10日午後4時40分、望月亮一撮影
翁長雄志沖縄県知事の通夜会場を出る菅義偉官房長官=那覇市で2018年8月10日午後5時22分、望月亮一撮影

 膵(すい)がんのため8日に67歳で亡くなった沖縄県の翁長雄志(おなが・たけし)知事の通夜が10日、那覇市の大典寺で営まれた。与野党の国会議員や県政界関係者らが参列。米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設に反対するなど、沖縄の米軍基地負担の軽減を訴え続けた現職知事の死を悼んだ。

 祭壇の中央には笑顔の遺影が飾られた。家族ぐるみで親交があった稲嶺恵一元知事は「道半ばで本人は残念だったと思う半面、安らかな顔を見ると、最後は『できることは全部やった』という気持ちになったのかなと思った」と話した。

 辺野古移設反対をともに訴えてきた照屋寛徳衆院議員(沖縄2区選出)は「言葉を失うぐらいショックだが、沖縄とウチナーンチュ(沖縄の人)の尊厳を守るために命を削って闘ったその遺志を継いで頑張ります、と声を掛けた」と語った。

 かつて同じ自民県連の仲間として活動した翁長政俊県議は「基地問題において、彼が日米両政府に突きつけたものは大きかった。我々とはアプローチが違ったが、国民に対して、沖縄の現実への理解を求めようとした」と功績を評価した。

 那覇市の県庁には10日から記帳所が設けられ、500人以上の県民が記帳に訪れた。

 豊見城市の会社員、上原藤子さん(51)は「自分の言葉で子や孫たちのために沖縄の将来を語り、『もう基地は嫌なんだ』ということをダイレクトに表現してくれた。初めて民意と政治が一体化したような気がした」と悼んだ。豊見城市の浪人生、大城若奈さん(18)は「翁長さんが辺野古の基地建設に反対してくれたことで、県民もまとまった。翁長さんの遺志を継いで、県民が同じ気持ちを持てたらと思う」と話した。記帳は17日まで。【比嘉洋、佐野格】

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