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北海道

ヒグマが飼い犬やヤギ襲撃、相次ぐ 羅臼町

北海道羅臼町に隣接する斜里町を歩くヒグマ=2015年6月、本間浩昭撮影

 北海道東部の羅臼町で、飼い犬やヤギがヒグマに襲われる被害が相次いでいる。道南西部の島牧村では生ゴミをあさるヒグマが出没し、投光器で強い光をあてても逃げず、それぞれ自治体や警察署が警戒を呼びかけている。

     羅臼町などによると、1日午後、同町海岸町の住宅敷地内で、漁業の男性(47)が飼い犬の死骸を地面に埋めていた雄の成獣とみられるヒグマを発見。もう1匹の飼い犬も殺され、近くに横たわっていた。いずれもチェーンでつながれていた。ヒグマは獲物を襲った後、食料として地中に埋める習性があり、今回も埋めようとした可能性がある。

     7月23日朝には同町峯浜町の酪農業の男性(38)宅で、つないでいたヤギが行方不明となり、地面に引きずった痕跡が残っていた。いなくなったヤギは雌で、つないでいなかった子ヤギは逃げて無事だった。男性はヒグマに襲われたとみて町に連絡した。同町でヒグマによる飼い犬、家畜の被害は2012年に飼い犬1匹が襲われて以来。この年はヒグマの出没が相次ぎ、45頭が駆除されたという。

     また、道警寿都署などによると、島牧村では今月9日夜、ヒグマが住宅地や海岸などに出没し、住宅敷地のフェンス付近に居座った。村が投光器で照らしても逃げるそぶりを見せず、爆竹を鳴らしてようやく茂みに隠れた。生ゴミを入れた容器も倒されており、村や警察は「人を恐れなくなっている可能性もある」と対応を強化している。【本間浩昭、野原寛史】

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