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7月の大阪

37度超で死者急増 前年同月比8割増

7月の最高気温と死者数

 記録的な猛暑となった7月、病院以外の屋内や路上で亡くなった人の数が大阪府内で急増していたことが、府警への取材で明らかになった。特に、大阪市内の最高気温が体温を超える37度以上となった計5日間の死者は、昨年の同じ日と比べて8割増。高気温ほど死者が増えており、熱中症や持病の悪化が背景にあるとみられる。高齢の夫婦が共倒れするケースも相次いだ。猛暑は今後も続く見通しで、さらなる暑さ対策が求められる。

 気象庁によると、7月は全国927の観測地点のうち、108地点で過去最高の気温を記録。府内でも19日、枚方市で38.9度に達するなど、各地で7月の観測史上最高の記録を更新した。

 府警によると、7月の病院以外での死者数は例年900人前後だが、2018年は1178人(速報値)で前年比271人増となった。大阪市内で最高気温が37度以上となった18~20日と、23、24日の計5日間で計281人(前年比126人増)が亡くなった。中でも、38度を記録した19日は67人(同40人増)、37.1度の20日は72人(同44人増)と突出している。比較した昨年の5日間の最高気温は31.1~36.4度だった。

 大阪市此花区の集合住宅では7月18日、80代の夫婦がパジャマ姿で死亡しているのが見つかった。部屋のエアコンは動いていなかった。21日にも、同市城東区の集合住宅で70代の夫婦が亡くなっていた。夫はランニングシャツ姿で、妻は何も着ておらず、エアコンは送風状態だった。府警はいずれも熱中症の疑いが強いとみている。

 一方、消防庁によると、府内で7月2~29日に熱中症で救急搬送されたのは3845人(速報値)で、昨年7月(1774人)の倍以上に上った。

 府地域保健課は「最高気温が体温を超える37度以上になると、熱中症の危険が高まる。水分や塩分をこまめに補給し、室内ではエアコンなどを使ってほしい」と話している。【村田拓也】

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