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キズとカタチの総合医

乳房再建、生活に合わせ=桜井裕之・東京女子医科大学形成外科教授

インプラントによる乳房再建

 病気やケガなどにより失われたカタチを取り戻す手術は、形成外科医の大事な仕事の一つです。しかし、カタチを取り戻すために患者さんに新たなキズを作ることも多いのです。

 乳がん手術後、乳房の形態を再現するため、体内に埋め込むシリコーン製のバッグ(インプラント)の利用が保険適用されたことを前回、ご紹介しました。これは患者さんにとって福音となりました。自らの皮膚などの移植で患者さんに新たなキズを作ることなく、乳房再建ができるからです。

 乳房のカタチは人によりマチマチで、使用するインプラントも多くの種類があります。形成外科医は、それぞ…

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