1945年8月9、10日に東北各地の軍事施設などが狙われた空襲で、攻撃を担った米海軍第38任務部隊が、上空からの発見を免れようと日本軍が飛行場を田や住宅地のように偽装したり、戦闘機を林の中に隠したりしていた工作を見破り、空爆したとする報告書が見つかった。この空襲は、米軍が同年11月に予定していた九州上陸作戦を前に日本の航空戦力破壊を狙った戦略の一環とみられる。【山田研】
空襲の実態を調べる「空襲・戦災を記録する会全国連絡会議」事務局長の工藤洋三さん=山口県=が米公文書館から入手した米海軍の報告書の写しを分析して明らかにした。
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