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文部科学省を巡る一連の汚職事件に絡み、同省の戸谷(とだに)一夫事務次官(61)の辞任が避けられない情勢となった。政府関係者が明らかにした。今回の事件では、同省の局長級幹部2人が東京地検に逮捕され、戸谷氏も業者側の接待の場にいたことがあるとして事情聴取を受けた。省内のガバナンス(統治)能力を疑問視する声が高まっており、事件の推移を見極めた上で最終判断するとみられる。
文科省では昨年1月、組織的な天下りに関与したとして前川喜平前事務次官(63)が引責辞任しており、事務方トップが2代続けて不祥事で辞任する見通しとなった。
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