メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

田中優子・法政大総長

 LGBTの人たちは生産性がないのだからそこに税金を使うべきではない、という自民党議員の考えを知ったとき、税金を使って不妊手術をした旧優生保護法を思い出した。生産と生産禁止という反対方向を向いているものの、そこには人の命を生産物もしくは生産の道具、と考える価値観がある。

 農業の革新に取り組んだ江戸時代の大蔵永常は、綿花栽培の普及にもつとめた。その著書「綿圃要務(めんぽようむ)」で綿花栽培に熟達していた祖父のことを書いている。ある日激しい夕立に遭った。困惑したかと思いきや、祖父は「綿どもが生き生きとしてよろこびあへる」と、まるで子供を見るようなまなざしで綿花を見ていたという。永常は綿花栽培の過程を丁寧に記述した。…

この記事は有料記事です。

残り464文字(全文773文字)

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 読谷村 高2少女が生後5カ月妹抱いて逃げ…不法侵入疑いの米兵不起訴 村長強い憤り/沖縄
  2. 事故 青森の車4台衝突 搬送8人のうち3人死亡確認
  3. レスリング 栄氏が至学館大を退職 
  4. 自民総裁選 進次郎氏、制止され早期表明断念
  5. 沖縄読谷 米兵、酔って民家侵入 高2長女、妹抱え逃げる

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです