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K原さんちの里山探検

鳥取県南部町で暮らす自然観察指導員の桐原真希さん一家。山陰の生きものたちと里山の暮らしをご紹介します。

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K原さんちの里山探検

/15 ハグロトンボ 水辺より木陰で避暑 /鳥取

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ハグロトンボ=桐原佳介さん撮影
ハグロトンボ=桐原佳介さん撮影

 皆さんは、翅(はね)が黒いトンボをご覧になったことはありますか? 南部町では、5月頃からアオハダトンボという種類が出てきます。それと入れ替わるように、7月頃からハグロトンボが飛び始めます。ちょうどお彼岸の時期によく見かけることから、別名ホトケトンボやゴクラクトンボと呼ばれる地域もあります。

 先に飛び始めるアオハダトンボは県のレッドデータブックにも掲載されています。青の文字が入っているように、オスの翅には黒地に青藍色が反射するように見えるのが特徴です。そして次に登場するハグロトンボ。アオハダトンボに比べて、しっとりとした黒色で、フォーマルウエアを思わせる質感です。この2種類、共にオスの方は体の色も魅惑的で、玉虫の輝きにも負けない美しい緑色の金属光沢が、黒い翅と対比して夏の日差しにまぶしくきらめきます。

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