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くらしの明日

私の社会保障論 「広島」語り介護度改善 最後まで凜として=白十字訪問看護ステーション統括所長・秋山正子

 今年の5月9日に89歳で亡くなった劇作家、村井志摩子さん(代表作「広島の女」で有名)のことをしのびながら、広島原爆の日を迎えた。原爆死没者慰霊碑に刻まれた「安らかに眠って下さい 過ちは 繰返しませぬから」の文字がひときわ目に飛び込んでくる。

 村井さんは高等女学校生だった17歳で被爆。多くの友を失った経験から劇作家や演出家として、広島をテーマに平和の願いを込めた舞台を毎夏演出してきた。晩年には朗読を自ら行う企画にかえ、亡くなる直前まで、そこにかける情熱は変わらなかった。「広島の女」3部作に対して1985年に文化庁芸術祭賞を、88年にはエディンバラ・フリンジ・ファースト賞を英訳劇で受賞している。国内よりも国外、ことにチェコでの活躍が知られる。

 村井さんの晩年に、身近に接する機会があった。亡くなる前年の2017年夏には、看護小規模多機能型居宅…

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