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戦争を知らないけれど

/2 生への力、本に 27歳、30歳 ハルモニの作文に引かれ

ハルモニたちが書いた作文集を出版するため、打ち合わせをする康潤伊さん(左)と吉田守伸さん=東京都新宿区で2018年7月31日、佐々木順一撮影

 京浜工業地帯の一角、川崎市・桜本地区には戦前から多くの在日コリアンが住む。張り巡らされた細い路地に、家々が軒を連ねる。

 街の福祉施設で、時代に翻弄(ほんろう)され学ぶ機会に恵まれなかったハルモニ(おばあさん)たちのための識字教室が開かれている。思いを作文にすることも多く、黄徳子(ファントクチャ)さん(75)はこの街を標的としたヘイトスピーチの集団に書いた。<桜本にきていっしょに 話しながら仲よくしましょうね!>

 攻撃されたのになぜ、こんな思いをつづれるのだろう。

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