大塚家具

継続疑義記載、改善策示せず「時間切れ」の声も

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大塚家具の大塚久美子社長
大塚家具の大塚久美子社長

6月中間決算 営業赤字35億円、決算発表会見も行わず

 経営再建中の大塚家具は14日、2018年6月中間決算を発表した。販売不振が響き、売上高は前年同期比11.9%減の188億円、本業のもうけを示す営業損益は35億円の赤字(前年同期は27億円の赤字)となり、赤字幅が拡大した。他社との提携を含む抜本的な経営改善策については発表がなく、再建の道筋は不透明なままだ。

 最終(当期)損益は、土地売却などを進めたものの20億円の赤字(前年同期は45億円の赤字)だった。業績悪化を受けて決算短信に、企業の存続に疑義が生じていることを示す「継続企業の前提に関する注記」を初めて記載した。

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