- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

慰安婦の日の式典で演説 「反省と教訓で初めて解決」とも
【ソウル堀山明子】韓国は14日、慰安婦の記念事業を行う初の国家記念日を迎え、韓国政府は被害者が眠る中西部・天安(チョンアン)市の国立墓地「望郷の丘」で政府主催式典を開催した。文在寅(ムン・ジェイン)大統領が演説し、「慰安婦問題は韓日間の歴史問題にとどまらず、人類の普遍的な女性の人権の問題だ」と主張。「私たち自身と、日本を含む全世界が反省し、二度と繰り返さないという教訓にすることで、初めて解決できる」と訴えた。
演説で文氏は、2015年の日韓合意に直接は言及はせず、「この問題が韓日間の外交紛争につながることを望まない」と語った。日韓合意ですべて解決したとは言えないとの従来姿勢を示しながら、合意の破棄や再交渉は求めない政府見解を改めて述べたものだ。
この記事は有料記事です。
残り404文字(全文758文字)