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平成ネット政治史

/4 90年代、選挙利用を模索 官僚、政治家…「壁」次々と=逢坂巌

水野誠一氏

 「超アナログな世界」--。西武百貨店(現そごう・西武)渋谷店長として当時のデパートの常識を変えて生活雑貨を専門に扱う「ロフト館」を成功させ、43歳で同社社長になった水野誠一氏(72)には、1995年に新党さきがけ参院議員として転じた政界はそう見えたという。

 さきがけは普及途上のインターネットの選挙利用を求めて翌96年の衆院選直前に自治省選挙部(当時)に質問状を出した。党政調会長だった水野氏が受け取った回答は「パソコンのディスプレーに表示された文字等は公職選挙法の『文書図画(とが)』に当たります」とし、選挙中に不特定多数を相手とするホームページ(HP)を開設・更新すると、公選法に抵触するとした。

 米国のインターネット企業の日本法人顧問を務め、ネットに通じていた水野氏は「官僚は変化をさせて何か問…

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