日本人では初めて五輪監督(2020年東京大会)と日本代表監督を兼任する。「うれしいという気持ちは一切浮かばなかった」。言葉に覚悟がにじみ出る。
人情の人だ。12年にJ1広島の監督に就任すると、自ら選手に電話をかけた。体調を崩して練習を長く休んでいた森崎浩司(16年に現役引退)には「どんな状況でもサポートしていく」と伝え、復帰を待ち続けた。17年夏に成績不振で監督を退任したが、今も広島のスタジアムを訪れると、ボランティアの人からも声をかけられる。
7月の就任会見では、幼少期から現在まで関わってきたすべての人への感謝の言葉を述べた。広島での監督時代も、試合後に真っ先に口にしたのはサポーターへの言葉。立場は変わっても「らしさ」は変わらない。
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