海保

水害や台風などで相次ぐイベント中止

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西日本豪雨の被災地で給水活動を行う巡視船さつまの乗組員たち=広島県三原市で、海上保安庁提供
西日本豪雨の被災地で給水活動を行う巡視船さつまの乗組員たち=広島県三原市で、海上保安庁提供

 海上保安庁が毎年夏に行っているイベントが、今年は西日本豪雨や台風の影響で中止が相次いでいる。海上保安官となる学生の募集にも大事な夏休みの時期だが、屈強な「海猿」たちも天災にはお手上げのようだ。【米田堅持】

 西日本豪雨を受け海保は、被災地の沿岸などで救助活動を展開。今月14日までに巡視船6隻、航空機1機が出動し、被災者54人を救助しただけでなく、漂流している小型船47隻を撤去し、海上の遺体8体を引き上げた。今も行方不明者の捜索を続けているほか、広島県三原市などで巡視船による給水支援や人員輸送も行っている。

 こうした活動のため、豪雨で甚大な被害を受けた愛媛県西予市に近い宇和島海上保安部(同県宇和島市)は、7月に予定していた体験航海を中止。第6管区海上保安本部(広島市)も宇品灯台(同)の一般公開を取りやめた。過去には東日本大震災や熊本地震、鹿児島県の口永良部島の噴火などでイベントが中止されたことはあったが、豪雨災害の影響で中止になることは珍しいという。

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