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晴レルデ

エンマの願い/31 平和誓った「新憲法」どこへ

小林康二さんが取り出した「あたらしい憲法のはなし」には、あちこちに線が引いてあった=大阪市淀川区で、松井宏員撮影

 命からがら空襲を逃れ、疎開先でひもじい思いをして生き延びた小林康二さん(78)は終戦の翌年、小学校に上がり、そして中学生になった。希望に燃えていた小林さんを新たな試練が襲った。

 --中2の時、父親がアル中で倒れて死んでね。もう自分は高校に行けないと思た。吉川英治のように、学校出てなくても小説家になろうと文学に走った。勉強を捨てて、1冊40円の岩波文庫を買って、授業中も教科書に挟んで読んでた。試験は白紙で出した。どうせ高校行かれへんし。

 中学を出たら、おじさんの鉄工所で働いた。そのころ歌声喫茶がはやってて、ロシア民謡を歌ってたら「兄ち…

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